おすすめレンタルサーバーの比較
本記事では、中小規模の医療機関等がホームページを開設する際におすすめのレンタルサーバーのプランを比較する。サーバーに詳しい人向けではなく、初めてホームページ開設に関わる方にもわかりやすいよう、必要な機能や初期費用、支払方法を中心にまとめたので参考にしていただきたい。
会社名 | さくらインターネット | さくらインターネット | エックスサーバー | GMOインターネット |
---|---|---|---|---|
プラン名 | スタンダード | プレミアム | スタンダード | お名前.comレンタルサーバー |
初期費用 (税込) | 1,048円 | 1,048円 | 3,300円 | 0円 |
月払い (月額、税込) | 524円 | 1,571円 | 1,100円 (自動更新設定) | 1,430円 |
年払い (年額、税込) | 5,238円 | 15,714円 | 13,200円 | 12,936円 |
ドメイン費用 (年額 、税込) *ドメイン1個取得 の費用 | .com:1,952円 .jp:3,982円 .or.jp:11,000円 .co.jp:11,000円 | .com:1,952円 .jp:3,982円 .or.jp:11,000円 .co.jp:11,000円 | .com:0円 .jp:3,102円 .or.jp:4,136円 .co.jp:4,136円 | .com:0円 .jp:3,124円 .or.jp:7,678円 .co.jp:7,678円 |
ドメイン費用と 合わせた年額目安 *ドメイン1個取得 の費用 | .com:7,190円 .jp:9.220円 .or.jp:16,238円 .co.jp:16,238円 | .com:17,666円 .jp:19,696円 .or.jp:26,714円 .co.jp:26,714円 | .com: 13,200 円 .jp:16,302円 .or.jp:17,336円 .co.jp:17,336円 | .com: 12,936円 .jp:16,060円 .or.jp: 20,614円 .co.jp: 20,614円 |
支払方法 | クレジットカード 銀行振込 請求書払い 口座振替 | クレジットカード 銀行振込 請求書払い 口座振替 | クレジットカード 銀行振込 コンビニ ペイジー あと払い(ペイディ) | クレジットカード 銀行振込 コンビニ 請求書払い 口座振替 |
容量 | 100GB | 200GB | SSD300GB | SSD300GB |
転送量目安 | 700GB/日 | 800GB/日 | 900GB/日 | 27TB/月 |
WordPress対応 | 〇 簡単にインストール | 〇 簡単にインストール | 〇 簡単にインストール | 〇 簡単にインストール |
高速化 | PHPモジュールモード、 HTTP/2等 | PHPモジュールモード、 HTTP/2等 | nginx、 Xアクセラレータ、 HTTP/2等 | LSAPIモード等 |
マルチドメイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
サブドメイン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
独自SSL | 〇 無料~有料 | 〇 無料~有料 | 〇 無料~有料 | 〇 無料~有料 |
メールアドレス数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
メーリングリスト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バックアップ | スナップショットを8個 (30GB/個) | スナップショットを8個 (30GB/個) | 〇 自動で14日間 | 〇 自動で14日間 |
サポート | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール | 電話、メール |
その他の特徴 | 毎月1,100円分のCDNが無料で使える | ドメイン設定や WordPressインストールなどの 有料代行オプションもあり | Microsoft365などもオプションあり |
ある程度の規模までの医療機関や薬局において初期の導入として考えると上で述べたプランで十分なことが多い。大規模だとさらに上位のプランで費用をかけた方が安定する。金額だけで考えるとさくらインターネットのスタンダードプランが安い。さくらインターネットは官公庁や多くの大企業も利用しており、安心して利用できる。ドメイン設定やWordpressインストールの自身がない場合はエックスサーバーの有料オプションを利用しても良いだろう。「.or.jp」「.co.jp」ドメインを取得する場合もエックスサーバーだとドメイン費用を抑えることができる。お名前.comはMicrosft365のオプションもあり、メールアドレスは充実したMicrosoft365のサービスを利用したい場合には適している。ドメインは「.com」ドメインであれば、エックスサーバーとお名前.comは無料で1個使えるなどのメリットもある。また、若干の手間はかかるが、金額を抑えるためにドメインはエックスサーバー、サーバーはさくらインターネットといったように分けることもできる。それぞれの希望にそって検討していただきたい。
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